シェプフがアディショナルタイムに得点 ― シャルケが1-0でモスクワを下す

 FCシャルケ04はチャンピオンズリーグ・グループステージ最終戦を勝利で締めくくった。 12月11日(火)のロコモティフ・モスクワ戦でアレッサンドロ・シェプフがアディショナルタイムに最終スコアを1-0とする決勝点を挙げた。シャルケは既に同対戦前、ラウンド16進出を決めている。反してロシア暫定王者の欧州トーナメントはこの敗戦で幕を閉じることとなった。

トイヒャートのカムバック、ゴラートとクトゥチュが初出場

 2ヶ月の負傷離脱からセドリック・トイヒャートが復帰を果たした。U21ドイツ代表選手はダービーで腓腹筋とアキレス腱を負傷し、年内の復帰が絶望的となったギド・ブルクシュタラーに代わって出場した。

 1-2で敗れたダービーの先発メンバーから監督のドメニコ・テデスコは更に7つのポジションで選手を入れ替えた。ハムザ・メンディル、オマール・マスカレル、スアト・セルダー、イェフェン・コノプリャンカ、ベンジャミン・スタンブリ、ナウド、またトップチーム公式戦デビューを飾った19歳のベンヤミン・ゴラーが、バスティアン・オツィプカ、ウェストン・マッケニー、セバスティアン・ルディ、ダニエル・カリジュリ、ナビル・べンタレブ、サリフ・サネ、アミーヌ・アリに代わって出場した。

 ゴラーに続き、後半途中から更に下部組織所属の1選手がプロデビューを飾っている。U19チーム所属のアフメット・クトゥチュが72分からセドリック・トイヒャートと交代で出場している。

ゴール前でノーチャンス

 前半は見所のない、試合の大半がミドルサードで行われる展開となった。15分を過ぎ中盤でハムザ・メンディルがドミトリ・バリノフのタックルを足首に受ける。同モロッコ代表選手はこの負傷による退場を余儀なくされた。同選手に代わりアブドゥル・ラーマン・ババがピッチへと送り出された。

 シャルケは試合を優位に進め、再三にわたり良い攻め上がりを見せる。だが攻撃陣は最後の突破力、また精密性を欠き、そのため明らかな優勢を活かし得点へ繋げることはできなかった。反してコロモティフがシャルケゴールへ迫ったのは1度きりだった。だがハーフタイム突入間際、左サイドを突破したイゴール・デニソフがゴール前10メートルから放ったゴールはクロスバーを越え枠外に外れる。

アディショナルタイムの大歓喜

 前半と打って変わり、スタジアムが沸くまで長い時間はかからなかった。48分、イェフェン・コノプリャンカが相手のボールロストの隙をつき角度のない位置から試みるが、”ロコ”のGKギリョルメ・マリナトが好セーブで失点を阻止。その数分後にはトイヒャートがコノプリャンカのクロスをゴールエリア内でフィニッシュに持ち込むもジャストミートせず、こぼれ玉に逆サイドのアレッサンドロ・シェプフが右足を振り抜くが再び相手GKのセーブに合う(52分)。このリスタートからロコモティフはシャルケゴール前へと一気に迫るも、アントン・ミランチュクが18メートルの距離から狙ったミドルシュートはラルフ・フェアマンがパンチングでエンドラインに逃れた。

 60分が過ぎ、ギリョルメ・マリナトが再び好セーブを見せる。ロシア国籍を持つブラジル生まれの同GKはファーポストを狙ったコノプリャンカのシュートに反応、また続く68分、スアト・セルダーがエリア手前から放ったグラウンダーのシュートも同GKの守るゴールのネットを揺らすことは叶わなかった。続くシャルケの攻撃でもセルダーが軸となる。ナウドがコノプリャンカのFKをエンドライン際からゴール前中央へと落とすが、セルダーはこのボールに僅かに届かず。だが同選手が微かに触れて軌道の変わったボールは、良いポジションで待ち構えていたマティア・ナスタシッチに渡ることはなかった(74分)。

 試合は0-0でタイムアップを迎えるかと思われた矢先、ついにシャルケが終了間際のチャンスをものにする。セルダーがゴール前の混戦からセカンドボールを叩くも相手GKの真正面。だが同GKはこのボールを手前へとファンブルし、こぼれ玉を詰めていたシェプフが押し込みアディショナルタイムに1-0となる決勝点を挙げた。

抽選は12月17日

 FCシャルケ04のラウンド16の相手は12月17日(月曜日)現地時間12時、日本時間20時からUEFAの本拠地ニヨンで行われる抽選会により決定する。

 その2日前の12月15日(土)、シャルケはブンデスリーガ第15節のFCアウグスブルク戦をアウェイ、WWKアレーナで戦う。キックオフはドイツ時間15時30分、日本時間23時30分となっている。

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