久保の得点をナスタシッチが帳消しにする:S04はニュルンベルクで1-1の引き分け

 4月12日(金)夜、FCシャルケ04は1.FCニュルンベルクと1-1のドローを演じた。アレクサンダー・ニューベルのPKストップ、FCN選手久保裕也の先制ゴール、マティヤ・ナスタシッチの同点弾がこの試合のハイライトとなった。

サネ、アリ、スクリプスキが先発

 1-2で敗北した前節アイントラハト・フランクフルト戦の先発からシャルケ指揮官フーブ・ステフェンスは3箇所でメンバー変更を実行。前節で退場処分(警告2枚)となり今節は出場停止となったスアト・セルダー、ジェフリー・ブルマ、ブレール・エンボロに代わってサリフ・サネ、アミーヌ・アリ、スティーヴン・スクリプスキがスタメン起用された。

ニュルンベルグがより積極的にプレー

 試合が始まりホームのFCNが順調な立ち上がりを見せるが、シャルケがこの試合最初の好機を得る。6分、ニュルンベルクの左コーナーキックからシャルケがカウンター攻撃。左サイドのバスティアン・オツィプカからのクロスは相手選手に一度クリアされるが、最後はオマール・マスカレルがペナルティーエリア手前からゴールを狙う。しかしボールは枠に飛ばず。反対にホームチームも9分にカウンターで数的優位の状況でシャルケゴールを襲うも、ナスタシッチが冷静に対処する。その2分後にはセバスティアン・ケルクが右コーナーキックからゴール前にボールを送り、混戦の中でベンジャミン・スタンブリに当たったボールはシャルケゴールへと向かう。だがアレクサンダー・ニューベルが素晴らしい反応で弾き、こぼれ球をマスカレルが間一髪でクリアしてS04は窮地を脱した(11分)。

 前半が経過するにつれてシャルケがボールを動かして主導権を握り始めるも効果的な攻撃ができない。24分、スタンブリの浮き球をニュルンベルク守備ラインの裏で受けたギド・ブルクシュタラーが角度のない位置からシュートを試みたがクリスティアン・マテニアが余裕を持ってキャッチする。両チーム共に決定的チャンスを作り出せずにいたが35分、ゴール手前18mの位置でフリーキックを得たニュルンベルクはエドゥアルド・レーヴェンが直接狙い、ボールはシャルケ選手の壁を越えるもわずかにゴールバーの上に外れた。

前半終了直前に運を味方にしたシャルケ

 引き続き攻撃の形が見出せなかったS04は43分に自分たちでピンチを招く。ダニエル・カリジュリが自陣ペナルティーエリア内で右サイドのクロスを胸でニューベルにパスをしたが、ハンノ・ベーレンスが足を伸ばしてボールを奪い、同時にシャルケ同GKを抜き去りネットを揺らす。しかし主審Dr.ロベルト・カンプカはFCN主将が足を高く上げてスパイクの裏を見せたとしてゴールを認めなかった。

 加えて前半アディショナルタイムに入ってからニュルンベルクに絶好機が転がり込む。45+2分、スルーパスを受けたマテウス・ペレイラがペナルティーエリア内でニューベルに倒されて、FCニュルンベルクがPKを獲得する。数分前にゴールを取り消されたベーレンスがPKキッカーを務め、ゴール左隅にボールを蹴り込むも、ニューベルが体全体を伸ばして際どいコースのシュートを弾き飛ばして先制点を許さなかった。

後半もファインセーブを披露したニューベル

 フーブ・ステフェンスは後半開始からスティーヴン・スクリプスキに代えてブレール・エンボロをと出場させた。シャルケは51分にアミーヌ・アリのミドルシュート、左コーナーキックからナッシム・ブジェラブがヘディングのシュートシーンはあったがマテニアを脅かせず。

 後半中盤に差し掛かりホームチームの攻撃の勢いが増加していく。64分、ニュルンベルクがカウンターアタックでビックチャンスを作り、ペレイラのパスをミカエル・イシャクがダイレクトシュート。ニューベルが弾いたボールをベーレンスが拾い、ケルクへパス。FCN背番号10は左足で狙うも再びシャルケ守護神が立ち塞がる。しかしボールは後ろに流れ失点かと思われたが、ゴールカバーに入っていたマスカレルがゴールライン手前でクリアした。76分には再びカウンター攻撃を仕掛け、最後はペレイラがゴールから22mの位置で得意の左足を振り抜く。ボールはカーブしながらゴール左隅に吸い込まれる直前にニューベルが触ってコーナーキックとなった。

久保が先制ゴールを決め、ナスタシッチがすぐさま試合を振り出しに戻す

 79分、シャルケは敵陣右サイドのフリーキックからペナルティーエリア内でサリフ・サネが頭で折り返して最後はエンボロがつめてS04が先制ゴールを奪うもオフサイドの判定で取り消された。その180秒後、右サイドのペレイラからファーサイドを駆け上がった途中出場の久保裕也がゴール前でヘディングシュート。ボールは左ポストに当たってネット揺らし、ホームチームが最初に一歩先に出る(82分)。

 先制ゴールを許したS04だったがすぐに答えを導き出した。85分、セバスティアン・ルディの右コーナーキックのクリアボールをマスカレルが左足でダイレクトシュート。そしてゴール前にいたマティヤ・ナスタシッチがボールの軌道を変えてネットを揺らした。同DF選手にとってこのゴールがキャリア初となるブンデスリーガでの得点となった。試合終了直前にシャルケはFCニュルンベルク守備陣を崩して、最後はPKスポット付近でオツィプカが右足でシュートするが大きく外してしまう(90+4分)。結局、試合はそのまま1-1で幕を閉じてフーブ・ステフェンス率いるチームは勝点1で満足することになった。

4月20日(土)にホッフェンハイム戦

 FCシャルケ04の次節はTSG1899ホッフェンハイム戦である。試合日時は2019年4月20日(土)現地時間20時30分(日本時間21日3時30分)、試合会場はフェルティンス・アレーナだ。

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