マインツに1-0で勝利、カリジュリの夢のようなゴールが勝点3をもたらす

FCシャルケ04の選手たちは3月9日(金)、1. FSVマインツ05戦で勝利を収め、ブンデスリーガ4連勝を祝った。オペル・アレーナにて55分、決勝点を決めたのはダニエル・カリジュリだ。今回の勝点3獲得によって、シャルケは第26節の全試合終了後も2位に留まることが確定した。

Daniel Caligiuri jubelt nach dem Tor in Mainz

ブルクシュタラー、累積警告による出場停止からスタメンに復帰

1-0で勝利したヘルタ・ベルリン戦から、監督ドメニコ・テデスコはスターティングメンバーに4つの変更を加えた。マックス・マイヤー、バスティアン・オツィプカ、ベンジャミン・スタンブリ、ブレール・エンボロに代えてアレッサンドロ・シェプフ、ウェストン・マッケニー、前節は感染症で欠場したティロ・ケーラー、そして累積警告による出場停止明けのギド・ブルクシュタラーを起用した。

ハイライトなき前半

試合は、動き出すまでに長い時間を要した。両チームとも前半は相手チームのディフェンスに上手くプレスをかけられない。スタジアムの観客はいくつかの場面で手に汗握る1対1の競り合いを目撃したが、試合の大部分は中盤でのパス回しに終始する。そして両チームがようやく見せたフィニッシュも、ゴールキーパーを真に脅かすものにはならない。唯一話題に出来るのは18分の場面だ。ダニエル・カリジュリのシュートがペナルティエリア内にいた元シャルケのダニー・ラッツァの手に当たった。しかし主審Dr. フェリックス・ブリッヒの笛が鳴ることはなかった。

55分に生まれた技ありのゴール

マインツは後半、いくらか上々な立ち上がりを見せた。シャルケは最初難しい状況に置かれていたが、55分にダニエル・カリジュリが冷静な一撃を加える。やや左の位置でボールを得た同選手は、多くの相手選手が立ち塞がる中、巧みな個人突破を敢行。ゴール手前18mの位置からふわりと放ったボールはゴール右隅に吸い込まれ、スコアは1-0になった。

マインツの選手は何とか結果を出そうと努力するが、シャルケのディフェンスに幾度も苦しめられる。それでもボールがシャルケゴールに迫った際は、ラルフ・フェアマンが立ちはだかる。試合終了6分前のレヴィン・エズトゥナリのシュートはマインツにとって同点に追いつく最大のチャンスだったが、シャルケのゴールキーパーはゴール左上に入ろうとしたボールを見事セーブした。その後スコアが動くことはなく、試合は1-0で終了し、シャルケは敵地マインツでも勝点3を獲得した。

サッカー的に今回の試合は確かに見ていて特に楽しいと言えるものではなかった。しかし最終的に重要なのはポジティブな結果だ。この試合でシャルケは、3試合連続無失点を記録した。

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