2-0でHSVを下したS04は現在2位!

11月19日(日)に行われたハンブルガーSVとの一戦で、シャルケは歓喜に沸いた。先制点は17分、フランコ・ディ・サントがPKを得点につなげた。そしてギド・ブルクシュタラーが追加点を決め(78分)、満員のフェルティンス・アレーナで2‐0の勝利を飾った。これによりシャルケは公式戦7試合負けなしで、順位は2位へとのし上がった。

Guido Burgstaller jubelt nach seinem 2:0 gegen den Hamburger SV.

戦術とスターティングメンバー

ドメニコ・テデスコはハンブルガーSV戦に向け、前節の1-0で勝利を収めたSCフライブルク戦と同じ11人を先発としてピッチへと送り出した。今節はレオン・ゴレツカの起用は断念せざるを得なかった。同ドイツ代表選手は脹脛部分の骨に痛みが発症し、苦しんでいる。ナビル・ベンタレブも恥骨骨炎の症状を抱えるため、プレー出来る状態ではなかった。

ディ・サントがPKを沈める

試合序盤は両チームとも積極的にプレーし、正面からぶつかり合う。そして最初のチャンスがやって来るまで長い時間を要さなかった。試合開始から4分、イェフヘン・コノプリャンカからのセンタリングにウェストン・マッケニーがヘディングを放ったが、僅かにゴール枠外。試合開始から17分後に先制弾が生まれる。イェフヘン・コノプリャンカがペナルティエリア内でギデオン・ユングに倒され、主審はPKの判断を下した。そのPKをフランコ・ディ・サントが冷静にゴール左隅へ蹴り込み、スコアを1―0とした。

その後もシャルケは良い攻撃を続け、イェフヘン・コノプリャンカがビックチャンスを迎える。同ウクライナ選手が狙い澄まして蹴ったボールは惜しくもゴールから逸れた(25分)。ハンブルガーSVの絶好機は、ヤン=フィテ・アルプに訪れる。前半中盤、同ヤングスター選手がゴールから7mの位置からシュートを放ったが、ゴールマウスの左側に逸れた。

ブルクシュタラーがダメ押しのゴールを決める

シャルケはHSVと対照的に後半開始から自分たちのリズムを掴むのに時間を要し、後半に入ってから最初のチャンスを手にしたのはHSVであった。デニス・ディークマイアーが放ったコースを狙ったシュートは、シュートコースに残っていたバスティアン・オツィプカの太ももに当たりCKとなる(48分)。57分にもまた危ないシーンがあった。ヤン=フィテ・ アルプが持ち込んだボールをゴール前10m付近からアーロン・ハントがシュートするもポスト外側に当たった。

後半中盤からようやくシャルケの調子が戻り、ウェストン・マッケニーに後半最初のチャンスが訪れた。同アメリカ代表選手は約22mの距離からシュートを放つが、元シャルケのキルアコス・ パパドプロースがブロックしHSVのキーパークリスティアン・ マテニアが干渉することはなかった(71分)。だがその7分後、同GKには止める術はなかった。始めにダニエル・カリジュリがHSVのディフェンス陣を翻弄した後に横のイェフヘン・コノプリャンカへとパスを繋げた。同ウクライナ人選手は良いポジションにいたギド・ブルクシュタラーにパスを送り、同オーストリア人FWは余裕を持ってボールをゴールに流し込み、スコアを2-0とした。それからドメニコ・テデスコ率いるチームは危なげないゲーム展開で試合終了を迎え、その瞬間にファンは大きな拍手で今夜の勝利を喜んだ。

   

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