フランクフルトで2-2 ― 試合終了間際に勝点獲得

シャルケの連続不敗記録は、前季最後のブンデスリーガ戦でも破られることはなかった。FCシャルケ04は12月16日(土)、アイントラハト・フランクフルトとのアウェイ戦で一時は2点のリードを許したが、アディショナルタイムのナウドのゴールにより勝点1を手に入れた。これによりシャルケは公式戦12試合連続で負けなしとなった。ホームのフランクフルトの得点者はルカ・ヨヴィッチ(2分)とセバスティアン・ハラー(65分)。82分にシャルケに1点目をもたらしたのは、ブレール・エンボロだった。その後、ナウドが同点弾を決めた。

監督ドメニコ・テデスコは、前節FCアウグスブルク戦の先発メンバーから2点を変更してフランクフルト戦に臨んだ。フランコ・ディ・サントとウェストン・マッケニーに代わりスターティングメンバーに名を連ねたのは、イェフヘン・コノプリャンカとアレッサンドロ・シェプフだ。後季に試合経験を積むため、プリメーラ・ディビシオンのレバンテUDへの期限付移籍が発表されたコケはチームメンバーから外れた。

試合はシャルケにとって最悪な形で始まった。それというのも、試合開始から2分も経たないうちにホストのフランクフルトに先制点を許してしまったのだ。ミヤト・ガチノヴィッチのクロスから得点を決めたのは、ルカ・ヨヴィッチだ。この早い段階での失点は、当然シャルケにプラン変更を強いた。しかしシャルケはこの失点に大きく動揺することなく、先制点を手にして守備を固め、カウンターを狙うフランクフルトのゴールに向かって繰り返し積極的に攻め入る。だがその攻撃も決定打に欠け、ルーカス・フラデツキーの守るフランクフルトのゴールネットを揺らすことはできない。それでもシャルケはいくつか同点のビックチャンスを手にする。36分、イェフヘン・コノプリャンカが右サイドからグラウンダーのパスを送り、アミーヌ・アリが至近距離からシュートするが、フラデツキーにセーブされる。更にハーフタイム直前にアレッサンドロ・シェプフにも絶好のチャンスが訪れる。しかしゴール11m前やや右から放たれた同選手のシュートは、見事な反応を見せたフラデツキーによって阻まれた。

失点したにもかかわらず前半はシャルケが試合をコントロールしていたが、後半はフランクフルトがそのシャルケの攻撃にしっかりと対処してくる。その結果、シャルケはほとんどチャンスを作ることができない。そうこうするうちに、一瞬の隙を途中出場のセバスティアン・ハラーに容赦なく突かれ、シャルケは点差を2点に広げられてしまう(65分)。なんとか得点しようと全力でプレーするシャルケは82分、ギド・ブルクシュタラーの素晴らしいクロスをファーポストのブレール・エンボロが押し込んで1点を返す。しかしこれ以上は何も起こらないだろうという観客の予想を、シャルケは不屈の精神と闘志で裏切った。アディショナルタイム中にナウドがグラウンダーのシュートを決めて、見事シャルケに同点弾をもたらしたのだ。その直後に試合終了の笛が鳴り、シャルケは2017年最後のブンデスリーガ戦で勝点1を獲得した。

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